FC2ブログ

01 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.» 03

え!?なんか今ちょっと揺れてない?

何をやってもドジでノロマで亀みたいな私が、主に酔った時になんとなく更新するブログです。

ときが今 … 

朝ラン。

通勤ジョグ。


遠くに見える大豆島 清掃センターの煙突から煙が北西に流れているのが見える。

未だ土地勘に薄いが、あの麓近くに会社があるはずだ。
あそこまであと3㎞、いや2㎞といったところか。


今の私の脚力では15分はかかる。
時計を睨みながら考えていた。



一年近く前、
2017年の3月末にで、社会人になって以来20年勤務した会社を退職していた。



色々思惑はあった。

感謝の気持ちもありながら…恨みに近い念も多く抱えていた。



私は元から優れた采配を下し、政(まつりごと)を進める器ではない。

そんな一兵卒ならば、武人ならば他の事なぞ考えずに戦場で黙々と剣を振るえばいい。

そんな気持ちで今まで果敢に駆け抜けてきた自負があった。


ただ、時折 戦場で ふと背後を振り返ると
…果敢に剣を振るっているのが自分だけではないのか?他の人間は死んだふりをしているだけではないか?

そんな気持ちに駆られる時があった。

一人だけで戦っていても勝利を掴むことなど出来ない。


敵兵が攻め込んできた、殲滅せよ。
殲滅して先の戦の汚名を晴らせ。


汚名?

汚名など何も無いだろう?と思いつつも、しかし武人の在り方は只、相手を快走させるものと思い定めて剣を振るう…そんな気持ちで駆け抜けてきたが。


思い返せばもうこの10年近くはそうしたことを繰り返してきただけでは無かったか。




2016年の年末。
ある会社で“専務“の地位にある方に言われた。


お前の上司は決断が出来る器か。
主君はその器か。

戦場に出て、勝つことが、部下と祖国を守ることが出来るのか?



ガツンと来た。
本心では気付いていた。

自分の上司では、
これが戦場であったなら、

戦に出る機会すら与えられず、
皆、死ぬ。



もしかしたら気付くのが遅かったかもしれない。

同じ会社で…会社を良くしようと誓いながら一緒にランニングをしていた10名弱の同僚たちはもう今では一人も残っていない。

それは行動力のある人間ならばとっくに「決断」すべきだったことなのか。
或いはこの会社の定着率から算出される数の定理なのか。



その会社に「来て欲しい」と私を使って下さる有難い話も頂いた。

その年明けに早々に会社に退職を申し出た。

部署では、上司や先輩には猛反対されたが会社にはあっさりと決裁された。


もしかしたら引き留められるのでは?…と言う思いもあったが、確かに私のような小物を引き留めたと言う前例を作ってはならないのだろう。

ただし、引き継ぎ期間は3ヶ月間とられた。
そのため、新しい職場への異動も3か月遅れた。


私の後任はとうとう現れなかった。
私の上司二人に私の仕事を分担委譲したが、引き継ぎは全然進まなかった。


当たり前だ。
私の処理量は上司二人の想像を絶する。


「他に出来る人がいないから仕方無いだろう?」

そう言った理由で新しい仕事も与えられた。
引き継ぐどころか、新しい職務を担うのか?


…そう思ったが、もう考えるだけ無駄だと感じた。
後日聞いた話では、もう何年もの間 社員600人の中で私のサービス残業だけが群を抜いていたらしい。


「有給消化」なんて考えてはいなかったが、私は結局3月31日の夜9時まで仕事をしていた。
そして翌日には新しい職場で任に就いた。
多分、前代未聞だろう。


3月末の退職者は2月1日から有給消化に入る。
それを私は見送ってきた。

この会社の場合、置手紙を残して去る人間も多々居るくらいだったが…当時、その半年後に会社に育児休業から復帰する妻のことを考えると無下にする訳にいかなかった。


会社に反感を喰らったならば…復帰した妻を即座に追い込む。
それくらいのことを、この会社なら、やる。


そして改めて…
そんな環境を作り上げてしまった私の仕事の進め方は色々と下手くそだったと認めざるを得ない。
ここは大いに反省せねばならない。



私は当時、42歳になっていた。
これが後退なのか、前進なのか、


かつて私の転職を全力で引き留めに来た上司たちは私を想ってのことだったのか?
ただ便利な部下が居なくなることが惜しいだけだったのか?


この決断は正しいことだったのか。
そして結果がどうなるのか誰にもわからない。

努力して「正解」に導かねばならない。


自分の人生を、家族の人生を賭ける。
こういった形で賭ける。


これは「逃げ」であってはならない。
「挑戦」でなくてはならない。

果たしてどう転がるのか。


ただ…以前と変わらず…今日もまた走っている。

…そんな日常が…ここにある。
スポンサーサイト

Posted on 2018/02/23 Fri. 09:02 [edit]

category: 生活

TB: 0    CM: 0

23