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え!?なんか今ちょっと揺れてない?

何をやってもドジでノロマで亀みたいな私が、主に酔った時になんとなく更新するブログです。

あ!貧血の人だ!~マウンテントレイル野沢温泉2015 

2年ぶりに『マウンテントレイルin野沢温泉』に参加してきました


結果は12時間40秒ほど。

2年前の記録の10時間14分を2時間近く下回ったばかりか、駆け出しだったころの11時間32分って記録も下回ってしまった。
そしてまたも貧血で倒れてしまった。


脚力が足りないこと、鍛練が不足していたことや調整不足が原因ではありますが…
そして悔しさみたいな感情もありますが…
しかし、久しぶりのトレイルを堪能できた喜びみたいな感情もあります。


今振り返ってみて、改めて参加して、完走して、本当に良かった。
毎回恒例の体中に出来た漆かぶれを噛みしめながら(特に毎回恒例、チ○コとキンタマのが酷い)回想しています


野沢温泉2015


…そんな野沢の当日の朝は、天気予報に反して小雨の降る中のスタートでした。

内心「しめた」と思いましたね。私は暑さに極端に弱いんで。
むしろ震えるくらいの気温が理想です。


…が、スタートしていきなり体が重い。
体が出来てないこともありますが…恐らく日頃「ちょい走り」ばかりしており、ザックを背負う習慣が無くなっていたためにハイドレの水1ℓが重すぎるんです。

一瞬遠くにハチマキさんが見えたが直ぐに見失ってしまいました。


だましだまし温泉街を走り―
砂利道に入ります。
「無理をするな、無理をするな…堅実に行けば勝機が見える」そう言い聞かせ、ダメージを最小限に抑えて毛無山山頂に到着。


ここまでは吐き気はゼロ。ダメージもほぼゼロで上々です。


ここでshimoさんに会えて談笑しながら…しかし雨でズルズル滑るガレ場をノロノロと下ります。
ここいらで雨が上がって日が出てきた。湿度も上がってタチが悪い。


第一セクション終盤でちょっと焦りました。
時計は10時半近く。
前回の出場時よりタイムが20分遅れてる。そんな手を抜いた覚えも無いのにこんなに差が出るとは。


エイドではほとんど休まずに第二セクションに出発します。
天気は本格的に晴れ模様

容赦なく日が照りつけます。

…割と良いペースで推移したように思いますが、階段ゾーン辺りから脚に疲労がガクっときました。
考えてみりゃ今年山に行ったの1回くらいじゃねぇのか?


ストックにしがみつきながら急斜面を登ります。
熱中症気味なのを訴える他の選手に「ゆっくり行きましょう。熱中症になったらアウトですよ」などと声をかけながら奥社に辿り着き、ゆっくりと下ります。

この時はまさか自分がダウンするとは思わなかった。

第二セクションをゴールした時点で前回とのタイム差が1時間。


またもほとんど休息せずに第3セクションに出発です。
第3セクションの水場は頭に入っていました。デポ地点で休んでも仕方ない。


頭にかぶりながら…先を急ぎます。

幸いここでも吐き気も無く、体調も悪くありません。
ただ問題なのが第2セクションで脚をほとんど使ってしまった。



しかし焦ることはない。
残った力の全てを注ぎ、ここから全区間を走り抜けることが出来れば逆転も有り得る。


…などと自分に言い聞かせ スタカキャンプ場が近付いた43㎞地点ほどで、道路わきの水を浴びた直後にきました。

…この行為がいけなかったのか。

突然止まらない立ち眩み。
…もう歩けない。
全身が痺れる。

たまらず道路わきのベンチに座り込みます。

「3分だけ休もう」
…そう言い聞かせ風に当たります。


塩分は摂っていた。
熱中症ではないはずだ。

ここでまた貧血か?


ベンチに座る私を不思議に思ったのか、それを追い抜いて行く他の選手が「景色がいいんですか?」などと声をかけてきますが、まだこの頃は「ちょっと貧血気味で」と返事する余裕がありました。

3分経っても回復せず、もう5分休みます。


そこを笑顔のshimoさんが追い抜いて行きますー…
その笑顔につられて私も後を追いますが…ダメだ。

…道路にしばらく座り込み…またベンチに戻ります。

ちょっとベンチに寝転んで目を閉じたらそのまま意識も遠ざかっていくのがわかりました。

選手が何人か声をかけてくれたのがわかりましたが、返事を返せたのか返せなかったのか。

女性ランナーが親身に声をかけてくれて目が覚めました。


「大丈夫?頭を高くして…」とか的確なアドバイスをくれたので「看護婦さんですか?」と尋ねたところ「そうじゃないんだけど…」とやんわりと否定したその女性は介護関係の方だったのか。

「スタッフ呼んできますか?」と言われたのに「いいえ、死んでもゴールします」と返事はしたものの、そのままもう一度目を閉じたまま“落ちて”しまった。


しばらくしてエンジン音がし、「大丈夫ですか?大丈夫ですか!?」などと声をかけてきたのはスタッフ。

誰かが呼んで下さったのか。
リタイヤの意思確認をされましたが…
本当に悩みましたが…

スタッフさんから「ソルティライチ(500ml)」を貰って一気飲みし、レースを再開しました。


ソルティライチが効いたのか、それとも小休止したのが良かったのか。
真っ直ぐ進めます。

…って言うか、時計を見れば40分以上ベンチに滞在してたことになります。
…やべぇ、2年前の俺、もう直ぐゴールすんぞ。

ソルティライチ効果で回復してものの、今度は胃をやられたらしく吐き気をこらえながら走ります。
時折追い抜く選手に「あっ、さっきの貧血の人ですか」「回復したんですね」「大丈夫でしたか」とか声をかけられるのが嬉しくもあり、恥ずかしくもあり。

毎回恒例、キャンプ場を過ぎ、クマ避けの斗缶を「これで登りは終わりだ」と拳で殴りつけ、ストックは収納して下りに入ります。


…間も無く雨が降り始めました、一体今日の天気はどうなってんだか
この雨も手伝って徐々に体調も整ってきました。普段通りに走れる。

しかしここで痛恨のミス。
雨でガスが出て無念のコースアウト。私、コースミスすんの初めてです。気づいて良かったが…なんとも気持ちが折れる。


この辺りから、それまで前後してた新潟から参加のOさんと談笑しながら走ります。
この談笑が無かったら、もっとタイムが縮まっていたかもしれないけれど、しかし本当に楽しい温まるひとときが過ごせました。



時計を見ると6時過ぎ。
野沢でもう一泊する予定のOさん…ここで衝撃の告白。

どうやら宿は7時半までに戻らないと晩御飯が無くなってしまうらしいのです。(衛生上の理由から刺身などは無くなり“おにぎり”のみになるらしい)

結構呑気していた二人ですが、小雨の中、このタイミングでキロ5分を切りながらゴールに飛ばします。

最後の登り坂、見覚えのあるような…??
…ゴールして帰路に付く女性選手が私に気付いて声をかけてきます。

「あっ!さっきの貧血の人!」
「あっ!さっきの看護婦さん!」
「いや看護婦じゃないんだけどね」
「…またいずこかの大会でお会いしましょう」

そう交わしてゴールを急ぎます。
2年前ならこんなこと有り得なかった…のが良くも悪くもあり。


7時ちょうどにOさんと二人で仲良くゴールします。

…そして余韻に浸る間もなく会場を後にします


送迎のバスを待つ間に、外国人選手の方と親しくなりました。
東京在住だけど長野の山々が大好きで月イチで長野に来ているのだとか。

別れ際、Oさんとの別れも残念でしたが、「バーに行きませんか?」と誘われたのを断ってしまったのが我ながら悔やまれる。
ま、着替え持ってないし、かみさん待ってるし。

そんなことを考えながら私も帰路につき、車を飛ばしました。
今までならまだ明るいうちに帰れたんだけど今年は真っ暗…な高速道路を飛ばします。


Oさんや外国人選手の方とももっとお話ししたかったな…とか
外国の人はやっぱりバーに行くんだなぁ?とか
しかしこれが今生の別れじゃないしな…とか、
バーって行ったこと無いけど、食い物はあるのかな?とか

もっと己の脚に自信を持ってた時期もあったんだがなぁ…とか考えながら須坂辺りを走っているとき、高速から花火が上がっているのが見えました

なんとなく…その花火が「お疲れさま.」と返してくれたようで嬉しく感じました。
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Posted on 2015/07/26 Sun. 14:57 [edit]

category: ランニング

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